2012年1月25日水曜日

出国できない!?(1)

1月17日23:50リマ発(アトランタ→デトロイト経由)名古屋行きの飛行機に乗るため、前日の夜行バスで、リマに向かいました。夫は仕事で同行出来なかったため、お義母さんと、子供達もめちゃめちゃなついてるお義母の所で働くお手伝いさんの女の子が一緒に来てくれました。

朝6時くらいに到着し、タクシーで、いつも利用しているホテルに行くと、なんと満室。タクシーの運転手さんによると、ダカール・ラリーがペルーで行われている関係で、どこも一杯だとか。空いているホテルを知ってるから、と半ば強制的に(!?)連れていってくれたのが、このホテル(↓)。いつものホテルに比べると、値段は少々高めでしたが、スーツケース3個持って他のホテルを探して歩くわけにも行かず、ここにチェックインすることにしました。

黄色と白のコントラストがかわいいホテルの外観
中のインテリアもなかなかおしゃれでした^^

夜の出発時間までまだまだ時間があるし、フロントの人に聞いて、子供達と一緒に公園に行ってみることにしました^^ 遊具のある公園で遊んだ後、その前にあるメモリアル公園らしき公園にも行ってみたいと長女。「門が閉まっているから無理と思うよ」と言ったのですが、諦めきれない長女が中を覗いてると、公園の人が「入ってもいいよ」と言って、入れてくれました^^ 

広い芝生の上を走りまわる子供達♫
         
その後は、ホテルでシャワーを浴びたり、休憩したりしていると、あっという間に時間に。

ちなみに、リマのホルヘ・チャベス国際空港は、南米で最も快適なエアポートとして、評価されてるんだそうです。確かに、7年前来た時とは、比べ物にならないくらい、綺麗になっていました(!)

空港内

空港は、思った以上に混雑していて、しかも、子供連れだと優先してくれる列があるのを知らず、途中まで、普通に並んでいたため、めちゃめちゃ遅くなってしまい、出発時刻30分前で、ようやく出国審査カウンターに(汗!) これを抜ければ、もう出発ゲートだ!!とホッとしたところで、審査官に、「父親の許諾書は持っていますか?」と聞かれました。

「???」 全く意味が分からない私に、「ペルーに3ヶ月以上滞在している場合、片親が未成年者を連れて出国する際は、もう一方の親の許諾書(公証人役場での認証があるもの)が必要。」と丁寧に説明してくれる、女性審査官・・・。

「知らなかった・・」と愕然としていると、「デルタにクレームしてみなさい。」とアドバイスしてくれたので、まだイマイチ状況が分かってない私は、「もう出発時間が近づいてるのに・・・」などと考えてると、それを察してか、審査官が、「今日の便には、もう乗れないわね」と言いました。 

「え~!!??乗れないの~!!??」 と、そこで、ようやく状況が分かった私・・・。


「今から父親に電話するから」とか「何らかの方法はないのか」とか色々一生懸命言ってみましたが、その許諾書がないと絶対無理だということが分かり、半ば呆然と示された通路を戻ることになりました。

すると、チェックイン手続きをしてくれたデルタのお姉さんに遭遇。彼女もびっくりして、「どうしたの!?」と聞いてくれ、事情を説明すると、「じゃ、預けた荷物を引きとってこなくちゃ!デルタオフィスで待ってて!」と言い残し、走って去って行きました。《私は、この素早く、的確な行動に、感動・・(ペルーなので・・) この時、もしこのお姉さんに遭遇しなかったら・・と思うと、ぞっとする・・(^_^;)》

その後、無事スーツケースを受け取り、ホテルで、もう寝ようとしていたお義母さんとお手伝いさんも駆けつけてくれ(治安上心配があるので)、デルタのお姉さんにチケット日程変更用の電話番号をもらい、またホテルに戻ったのでした・・・。 (続く・・・)

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